投稿者名竹内吉一
タイトル人を怖がらないイノシシ
カテゴリ[棚田・むら]
内容 若い親子連れか年子の幼獣だろうか、数日来、白昼悠々と我が家の栗園でミミズなどをあさっている。
 幼くてまだ人が怖いと学習していないのか、それともこちらが奴らになめられているのか。
 声を出さず静かに近づくと、気配を感じ一時は警戒のそぶりをするが一目散に逃げ出したりはしない。10mくらいまで近寄って初めて逃げ出す始末だ。

 夜行性とばかり思っていたが違った。
 栗園だけでない。人が頻繁に来ない所だなと学習した奴らは、この場所にいても危険がないと考えるのだろう。三年前から日の高い白昼でも餌をあさったり散歩?したりしている幼獣や親子連れを何か所かで見かけるようになった。

 図々しいというか、人を怖がらない。困ったことだ。
 こういうイノシシの先輩格が近頃のカラスだ。
 道路上で餌をついばんでいるカラスの脇を車で走っても、車との距離が2m近くあると飛び立とうとせず、せいぜいピョンピョン跳ねて避ける程度だ。
 幼い子供や高齢者など弱い人だと認識すると襲うこともあるという。

 熊もそうだ。近年、柏崎でも防災無線で熊の目撃情報が放送されるようになった。イノシシと同様、山が荒れていることや棲息数が増えていることが人里に出没する最大原因なのだろうが、「人は怖い存在なのだ」という認識が奴らに無くなりつつあるからではないかと思えてならない。

 童謡「金太郎」は、優しくて力持ちの金太郎と獣たちが仲良く遊ぶ様の歌だ。だが「熊にまたがり お馬の稽古」「けだもの集めて 相撲の稽古」の歌詞を、狩猟採集時代から獣と戦い制圧してきた歴史と重ね合わせるのはへそ曲がり故か。
資料


 イノシシ侵入防止にと数年前に栗園の周囲を15cm角の格子金網で囲った。おかげで被害は激減したものの、今年の春先、園内に奴らの足跡があり周囲400m余りを点検したが、金網下を掘り返されたり積雪で傷んだりした箇所はなく不思議だった。
 今回、その15cmの格子をくぐって出入りするのを目撃し合点がいった。何とか次の手を打たねば。


手前には瓜坊の背中も見える。

 ここは北山という字名の所だが「猪の平」という字名もあるくらいだから、昔々はイノシシが棲息していたのだろう


Posted by 竹内吉一 at 2017/06/26 11:40:30
タイトル投稿者名投稿日時
人を怖がらないイノシシ竹内吉一2017/06/26 11:40:30